聖ヨゼフ学園の教育は、聖書とカトリック教会の伝統と信仰する神と、その世界観や人間観に基礎を置き、「キリストのたましい」を受け、それにならって、人を大切にして互いに愛し合うことのできる人の育成をめざしています。 特に、創立者は、戦後の荒廃した社会の中で、確かなよりどころもないままに精神も荒んだ生活をしている人々の姿を見て、何時でもどんな状況でも変わらない正しい価値判断力と、真の奉仕の精神(愛)と、良心の勧めに従って行動できる強い意志を持って生きることの必要性を感じました。そこでカトリックの信仰を背景に、そのような生き方に子供たちを教え導きたいと願い、学園を設立しました。現在でも、この世の中では国家間、民族間、宗教間、党派間、グループや個人の間で対立や争いが絶えず、神に背いた利己的な考えや欲望に支配された行動が目立ちます。それに傷ついた人々はすべてを不信の目で見ています。カトリック教会はキリストの姿をこのような愚かな人間をも愛し、大切にして、救おうとなさる神の絶大な愛のしるしと理解しています。 聖ヨゼフ学園がめざしていることは、このようなキリストと一つになって生きることによって、どんな問題に対しても、他人事にしてしまわないで自分達の問題として積極的にとらえ、人々の真の平和と幸福を自らの手で作り出す事のできる人を育てることです。 聖ヨゼフ学園では、真の平和と幸福を実現するために、神に対する信頼(信仰)と人に対する信頼、理想に向かって努力したり、困難に出会った時に挫折しないように支えてくれる希望、喜んで人のために尽くし、互いに力を合わせ励ましあっていこうとする愛を大切にしています。 信仰・希望・愛の力によって一人ひとりが生かされていくように、この三つの力(徳)を「信・望・愛」の校訓として掲げています。この校訓の精神は、校歌の中に表わされています。 |
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