「向かい合っては学べない 」



幼い子供に洋服を着せたり脱がせたり、靴や靴下を履かせたりなどを子供と向かい合ってしていませんか?
子供に何かをしてあげるときにはこれでも良いのですが、教えるときにはこれではうまくいきません。
幼児は向かい合っている相手からは学ぶことが出来ないのです。

子供の洋服などは、お母さんが子供の後ろに回って着せてあげてください。
後ろから洋服を持って袖を通し、子供の前に手を回して、ボタンをとめてあげるのです。
靴下や靴を履かせるときも、後ろから手助けします。
すると2〜3回の経験で、子供は白分で洋服を着てボタンも留められるようになりますし、
靴や靴下もすぐに白分で履けるようになります。
自分と同じ方向を向いている相手からは、何でも学んでしまう幼児のおもしろい特性です。
子供に絵本を読んであげたり折り紙を教えたりするときも、お母さんと同じ方向を向いて膝に抱っこしてあげ
るのが一番良い姿勢です。


・上里龍生先生
子羊幼稚園園長(学校法人上里学園理事長/日本幼児基礎能力研究会会長)
上里式教育理論で著名な教育家であり、親子二代に亘る幼児教育の実践は、能力開発のあるべき姿を
実証した具体的な取り組みとして、学校教育全体に大きな影響を与えている。
また著作活動も旺盛で、教材開発企業『エフエイ研」から、独創的な各種のプリント教材(みみず、めだか
すずめ、てんとうむし)、素読教材、短冊教材などを多数出版している。

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