こどもに話かけるときには


どこかの育児書に「子どもと向き合って、目を良く見ながらゆっくりと話しかければ小さな子どもでも良くわかり
ます。」などと書いてあるのを見たことがありませんか?
じつはこれは全くの勘違いです。
小さな子どもは、これでは何を言われているのか理解することができません。

向き合って目を見つめ合っても、小さな子どもとはコミュニケーションできません。
それに、ゆっくり話したら、小さな子どもほど、その内容を理解できなくなってしまうのです。

小さな子どもに話しかけるコツは「接近していること」「同じ方向を向いていること」「早口で話しかけること」の
三つです。
育児書に書いてある話し方は老人に向かって話しかける方法なのです。

子どもを後ろからそっと抱いて、耳元で小声で早口に話しかけてごらんなさい。
驚くほど子どもは素直に聞いてくれるでしょう。
これで親子のコミュニケーションはバッチシです。


・上里龍生先生
子羊幼稚園園長(学校法人上里学園理事長/日本幼児基礎能力研究会会長)
上里式教育理論で著名な教育家であり、親子二代に亘る幼児教育の実践は、能力開発のあるべき姿を
実証した具体的な取り組みとして、学校教育全体に大きな影響を与えている。
また著作活動も旺盛で、教材開発企業『エフエイ研」から、独創的な各種のプリント教材(みみず、めだか
すずめ、てんとうむし)、素読教材、短冊教材などを多数出版している。

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